2014年3月25日火曜日

Panasonic「Leica DG Summilux 15mm F1.7」発表

 Panasonicから、マイクロフォーサーズ準拠の単焦点レンズ「Leica DG Summilux 15mm F1.7」が発表になりました。発売は5月15日、価格は7万円で、ブラックとシルバーを用意。














 2013年10月17日に同社のマイクロフォーサーズ準拠のミラーレス一眼「LUMIX DMC-GM1」と同時に開発発表されていた単焦点レンズで、ライカブランドのマイクロフォーサーズレンズとしては初の広角レンズとなり、35mm判換算での焦点距離は30mm相当の画角で、開放F1.7を実現。
 鏡胴に絞りリングとAF・MF切り替えスイッチを搭載している。鏡胴は金属部材とし、光学性能の確保や質感にこだわった。なお、ライカブランドのマイクロフォーサーズレンズでシルバーカラーは初めてとなる。
 レンズ構成は7群9枚。絞り羽根は7枚(円形)。最短撮影距離は0.2m。最大撮影倍率は0.1倍。フィルター径は46mm。最大径×全長は約57.5×36mm、重量は約115g。


 さて、正式に国内発表となった、SUMMILUX 15mm F1.7ですが、思ったより価格は抑えてくれてありがたい限りです。自分の場合、広角~標準域のレンズが大好物なので、GM1発表当初から気になっていたレンズですが、自分の誕生日である5月16日の前日・・・5月15日発売というのも、何かの縁を感じます。
 yodobashi.comでは60,680円なので、夏のボーナスを待たずに購入できそうで一安心なので、あとは、レンズの色をどっちにするかじっくり考えようと思います。GM1にベストマッチするのは、間違いなくシルバーなんですけど、E-M1で使うことも考えると、ブラックも捨てがたいですし、E-P5であれば、どちらでも大丈夫そうですし、はてさてどうしたものか、あと2か月弱、じっくりと考えておこうと思います。

 あとは、同じく同時に開発発表されていた「LUMIX G VARIO 35-100mm」が気になるところですが、こちらはどうなっているんでしょうか?GM1用のコンパクトな望遠ズームも待ち遠しいレンズの1本なんですけど、夏前には登場するのでしょうか?楽しみです。

2014年3月24日月曜日

私がマイクロフォーサーズを使う訳 レンズ編

 マイクロフォーサーズの良いところは、何と言っても、ミラーレス機を他メーカーに先駆けて市場投入していたので、結果的にレンズラインナップが豊富で、ズームレンズに関しても、35mm換算で広角14mmから望遠600mmまでのレンズが揃う。単焦点レンズも豊富に揃い、AF単焦点レンズに限っても、8mm、9mm、12mm、14mm、15mm、17mmf1.8、17mmf2.8、19mm、20mm、25mmf1.4、25mmf1.8,、30mm、42.5mm、45mmMacro、45mmf1.8、60mmf2.8、60mmMacro、75mmとかなり細かい刻みで、超広角から中望遠までの開放F1.2〜F2.8と言った大口径レンズがランナップされています。
 マイクロフォーサーズに関しては、広角端で、開放F3.5やらF4.0程度の一般的なズームレンズが主体で、ボディのリニューアルに合わせて、レンズもリニューアルしたり、より高倍率になったり、より望遠域に伸びたり、より小型軽量化されたり、電動ズーム化されたりと進化してきましたし、それを補完する形で、この数年で大口径単焦点レンズを随時投入して、初心者でも十分レンズ交換を楽しみながら写真が撮れる展開がされていましたが、いよいよ、Panasonicからフラッグシップ機として投入されたGH3に合わせるように、12-35mmf2.8、35-100mmf2.8というF2.8通しのレンズ、同じく、OLYMPUSもE-M1登場に合わせて、12-40mmf2.8の登場と、40-150mmf2.8や7-14mmf2.8の開発発表など、ハイアマチュアや、プロユースを視野に入れたF値固定の大口径ズームの投入が始まっているので、マイクロフォーサーズレンズのフルラインナップ化が来年末には完了しそうです。

 自分も気がつけば7本のズームレンズと、9本の単焦点レンズを抱える大所帯になっていますが、マイクロフォーサーズ最大の魅力は、こうしたレンズを数本持ち出しても、それぞれ非常にコンパクトで、重量的な負担が少なく、豊富な大口径レンズから、その時々のTPOやマイブームな画角に合わせて、複数本持ち出して楽しむことが可能な点が挙げられます。


 

 手持ちレンズのラインナップは以下の通り。


  ・OLYMPUS M.ZD ED 9-18mm F4.0-5.6
  ・Panasonic LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S
  ・OLYMPUS M.ZD ED 12-40mm F2.8 PRO
  ・OLYMPUS M.ZD ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
  ・OLYMPUS M.ZD ED 14-150mm F4.0-5.6
  ・OLYMPUS M.ZD 40-150mm F4.0-5.6 R
  ・OLYMPUS M.ZD ED 75-300mm F4.8-6.7 II
  ・OLYMPUS M.ZD ED 12mm F2.0
  ・OLYMPUS M.ZD 17mm F1.8
  ・Panasonic Lumix G 20mm/F1.7 II ASPH.
  ・OLYMPUS M.ZD 25mm F1.8
  ・OLYMPUS ZD 35mm F3.5 MACRO
  ・OLYMPUS M.ZD 45mm F1.8
  ・OLYMPUS M.ZD 60mm F2.8 MACRO
  ・OLYMPUS BCL-0980(9mm F8.0)
  ・OLYMPUSBCL-1580(15mm F8.0)

 自分のコレクター癖が実を結んで、当面、遊び尽くせるほど豊富にレンズを取り揃える形になりました。お陰で、OLYMPUSから出ている現行マイクロフォーサーズレンズの大半を購入する形となってます。Panasonicレンズに関しては、しばらくOLYMPUSボディ時代が続いた為、絶滅してましたが、今年に入ってGM1の導入を契機にキットレンズ以外にG20mm F1.7IIも導入しています。
 いずれにしても、様々な状況に合わせて、使いたいレンズがあるというのは、贅沢の極みなので、大事に使って行こうと思っています。自分の場合は、ここ最近はお散歩スナップが中心になってきているので、広角〜標準域のレンズを持ち出す機会が多いですが、ここ最近で、M.ZD25mmや先のG20mmを導入したので、この春先からとても楽しみでなりませんし、お散歩スナップにとてもぴったりなコンパクトな標準ズーム、G12-32mmやM.ZD14-42mmEZもあるので、ウェストポーチにコンパクトに持ち出せるのもマイクロフォーサーズならではのメリットです。

 書き出せばキリがないんですが、人それぞれ、写真を撮るシチュエーションは異なるので、それに合わせたレンズ、特に小型軽量で大口径な単焦点レンズの選択肢が多いのもマイクロフォーサーズの魅力で、それにどっぷりと浸かっている次第です。

2014年3月18日火曜日

Panasonic「LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH.」導入

 Panasonicのマイクロフォーサーズ準拠の単焦点レンズ「Panasonic LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH.」を、ヨドバシポイントも貯まっていたので、思い切って導入しちゃいました。


 このレンズは、旧型がPanasonic LUMIX DMC-GF1登場時のキットレンズとして登場したレンズで、マイクロフォーサーズ準拠の単焦点レンズとしては、パンケーキレンズながら、非常に画質性能が高く、神レンズとの呼び声の高いレンズとなります。その反面、AFスピードが最新レンズと比較するとかなり遅く、AF駆動音も大きくて、動画向きではないなどのマイナス面もあります。
 なので、リニューアル化を望まれていたレンズでしたが、昨年にPanasonic LUMIX DMC-GX7の登場に合わせて、待望のリニューアル化がなされ、II型に進化したものの、残念ながら、コーティングの変更と鏡胴の化粧直しのみで、肝心なAF周りの改善はなされませんでした。
 とはいえ、画質性能の高いレンズなので、主にGM1での使用を想定して、導入に踏み切った次第です。流石に比較的コンパクトなパンケーキレンズではありますが、レンズ径が大きいので、GM1につけると、大きく感じます。色はブラックとシルバーの2色がありますが、今回は自分の機材のメインボディであるE-M1での使用も考えて、ブラックをチョイスです。


 GM1につけるとこんな感じです。グリップをつけないと、ボディからレンズがはみ出すので、このコンビで使用を考えている方は注意してください。残念ながら、まだ写真を取りに出かけられていないので、インプレはまた改めて、以前、旧型を使ってましたが、相変わらず、使い勝手も良く、35mm換算で40mmの標準画角で大口径なので、ボケ味や切れ味も含めて、GM1につけっぱなしで頻繁に連れ出して楽しめそうです。

  今年に入って、M.ZD60mmマクロ、M.ZD25mm、BCL-0980、M.ZD14-42mmEZに続いて5本目の導入ですが、増税前に取り敢えず、自分が欲しくて、今買えるレンズは全て揃えることが出来たので、春の桜シーズンを目一杯楽しみたいと思います。

2014年3月11日火曜日

OLYMPUS「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」導入

 OLYMPUSがマイクロフォーサーズ準拠のミラーレス機「OM-D E-M10」の登場に合わせて発表した、4代目の標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」を増税前という魔法の言葉に乗せられて、購入しちゃいました。



 このレンズの導入で、結局、2月28日に発売開始となったOLYMPUSのレンズ、M.ZD 25mm F1.8、フィッシュアイボディキャップレンズBCL-0980、M.ZD 14-42mm EZと、全てを購入した形となります。どんだけOLYMPUSにお布施をすれば気が済むのやら…ですが、無駄なものを買ったわけでは無いと、自分に言い聞かせつつ、手元には、3本の標準ズームが揃った形となります。
 キットレンズとして、OLYMPUSが今まで4本の標準ズームを登場させていますが、初代のM.ZD ED 14-42mmや2代目のM.ZD14-42mm II、そしてマイナーチェンジバージョンの3代目M.ZD14-42mm IIRは、手動式の沈胴タイプのレンズでしたが、4代目のM.ZD ED 14-42mm EZからは、ついに電動式の沈胴タイプのズームレンズを登場させ、レンズ長も収納時はわずか22.5mmと従来の標準ズームの約半分の薄さを実現しています。まさにパンケーキズームの登場で、結構気になっていたのは事実です。
 自分の場合、E-M1に最適なM.ZD12-40mm、GM1用に最適な、手動式の沈胴タイプのG 12-32mmとそれぞれキットレンズがありますが、E-P5は元々M.ZD17mmキットで購入していたため、最適な標準ズームがなく、どちらかと言えばM.ZD9-18mmを標準ズーム的に多用していた状況で、今回の購入に至ったわけです。

 ここ最近購入していたレンズは、特にE-M1での使用を意識していたので、ボディ色に合わせてブラックで購入していましたが、M.ZD14-42mmEZに関しては、E-P5での使用をメインに考えた結果、E-P5にブラックのレンズだと、似合わなくはないのですが、黒さが強調されてしまい、やや重々しいイメージになってしまうので、マッチングシミュレーションやら量販店で試して見た結果、久々にシルバーをチョイスしました。



GM1のG 12-32mmを手にしてしまうと、大きさへの驚きはありませんが、E-P5のボボディにつけると、とてもいい感じのバランスになっています。沈胴時は、同社のパンケーキレンズM.ZD17mm F2.8を着けているのかと見間違うほど薄いですし、悩みに悩んだ色も、ボディと非常に合っていると自画自賛しています。軽く室内で試した印象ですが、写りに関しては、レンズが小さくなったからと言って、画質は全く犠牲になっていなく、感動はありませんけど、よく写るキットレンズだと思います。
 AFスピードに関しては、最新レンズだけあって非常に早いです。ズーム操作に関しては、電動ズーム特有のまったり感や、思った画角で止められないジレンマも発生すると思いますが、ズームスピード自体は変更が可能ですし、GM1だとタッチパネルやスマホからの遠隔操作でズーム操作が行えます。この点は、先行して電動ズームを導入しているPanasonicの方が上手でしょうか?
 今回同時に、自動開閉キャップLC-37Cを購入しましたが、これをつけると、ミラーレス機でも、コンデジ感覚で撮影に入ることが可能でとっても便利です。

 

 まだ外に持ち出していないので、今度改めて標準レンズの撮り比べはしてみたいと思い
ますが、実は14mmスタートの標準ズームって、過去、自分の中で1番使用頻度が低いので、果たして購入して見たものの、どの程度使うのかと、不安はあるものの、だからこそ、電動ズームという飛び道具(笑)によって、頻度を上げていければと思います。