2015年2月28日土曜日

沼津港 深海魚水族館 ーシーラカンス ミュージアムー 【追記有】

2月26日に沼津港にある深海魚水族館へ行ってきました。
本当はE-M5 Mark IIでじっくりと写真を撮りに行きたかったんですけど、あいにくの雨模様だったので、気分を変えて、昨年のお盆休みに、あまりの混雑に見学を断念したリベンジも含めて行ってきました。

深海魚水族館の前に、せっかく沼津港まで来たので
昼食にお寿司をいただきました。

今回は「かもめ丸」さん


おまかせ寿司


ネタがとっても新鮮で美味でした。

でもって腹ごしらえが済んでから
いざ 深海魚水族館へ!!

ここのウリは
何と言っても『冷凍シーラカンス』の展示があることです。
言わずと知れた"生きた化石"のシーラカンスが
冷凍とは言え、日本で観られるのはここだけだそうです

シーラカンスは絶滅危惧種のさらに上のレベル
絶滅寸前種!!に指定された生物のため
現在では完全に輸出が禁止されているらしく
日本国内では、この深海魚水族館にある
冷凍シーラカンス2体と
はく製シーラカンス3体
計5体しか存在しない、非常に貴重な魚類です。

1階が深海魚 水槽
2階がシーラカンスミュージアム

と言った展示構成です。

◽️1階の深海魚 各種水槽




ダイオウグソクムシもいました

◽️2階 シーラカンスミュージアム
2階入り口付近に2体のはく製シーラカンス

シーラカンスの魚拓


フロア中央に2体の冷凍シーラカンス

その脇にはく製シーラカンスがもう1体

この掲示の前で係りの人がシーラカンスの説明をしてくれます


シーラカンスの特徴は主に3つだとか

1.ヒレが8種類 計10枚
胸ビレは人間の手のように関節があって複雑な動かし方が出来るとか

2.背骨がなく、脊柱という管のような軟骨で体をささえている
鱗が強固なので、それで体をしっかりと支えているらしいです

3.卵をお腹の中で返す卵胎生
交尾をどうしているかは不明らしいです。

シーラカンスは3億5800年前から姿形を変えずに
現代まで生き抜いている
まさに生きた化石

それは深海という、比較的、環境が変わらない場所で
生息していたからだと言われています。

化石でのみ存在が確認されていた
絶滅した魚と考えられていたシーラカンス
1938年に原生種が発見された時は
そりゃあ衝撃だったでしょう

今までシーラカンスのことなんて
あんまり知らなかったですが
今回、深海魚水族館で、とっても勉強になりました。

そんな訳で頭を使ったあとは
脳に栄養を送らなきゃと(笑)

深海魚水族館の隣にある
「沼津バーガー」にて

アジフライバーガーを食べました!


このお店のウリは
深海魚バーガーだったんですけど
無難なチョイスをしてしまったので
今になって後悔してます💦

ちなみに、沼津バーガーさんでは
深海魚水族館のレシートを持っていくと
10%割引してくれます。

天気は雨模様でしたが
結構、満喫できました。

ちなみに今回持参したカメラは
もちろんE-M5 Mark IIです。

水族館での撮影の大半は
ISO3200という高感度でしたが

ノイズ感もなく、記録写真としては十分な画質です
自分の中では、現行マイクロフォーサーズ機の
ISO感動上限は1600って思っていましたが
E-M5 Mark IIに関しては3200でも良いかなと感じました。

こと高感度撮影においてはE-M1よりも
E-M5 Mark IIの方がやや有利かも知れません

さて、知識とお腹が満たされた後は
沼津から箱根へ移動して

癒しを満たします

日帰り温泉 天成園へ行きました。

でもって結局は
またまた胃袋を満たすために



デザート付

完全に旅行気分を満喫してきました。






GM5とE-M5 Mark II 操作系比較

2月20日に発売されたOLYMPUS OM-D E-M5 Mark II、購入から2週目に突入していますが、ここ最近で購入している、同社フラッグシップ機のE-M1、PanasonicのEVF内臓コンパクトミラーレス一眼のGM5、FUJIFILMの高精細EVF搭載デジタル一眼のX-T1、どの機種も名機と呼べるレンズ交換式デジカメですが、その中でも群を抜いて自分のテンションが上がっています(笑)
と言うのも、E-M5 Mark IIは、良くも悪くも、何をするにもちょうど良いバランスだという万能性があるからだと思っています。

そんなこんなで、E-M5 Mark IIネタが続いていますが、今回は、手持ち機材で最もコンパクトなPanasonicのマイクロフォーサーズ準拠のミラーレス機、DMC-GM5との操作系の比較を中心に紹介していこうと思います。



恐らく、この2機種で購入を迷うという方はいないと思いますが、この2機種、もしくはE-M5 Mark IIとGM1で併用を考えている方はいるかもしれないので、参考まで。


◽️ボディスタイルとEVFの違い



外観正面の比較では、大きさ含めて明らかに別カテゴリーのカメラだというのは一目瞭然だと思います。E-M5 Mark IIは決してコンパクトではないですが、CanonやNikonのエントリー一眼レフに比べれば十分コンパクトな機種ですが、GM5はそれに輪をかけてコンパクトなことを改めて実感です(注:GM5はオプションのハンドグリップを装着しています)
最大の違いは、E-M5 Mark IIはセンターにEVFを搭載した一眼レフスタイルのカメラ、GM5はボディ隅にEVFを内臓したフラットボディスタイルのカメラ、どちらもマイクロフォーサーズ準拠のれっきとしたEVF内臓タイプのレンズ交換式デジタルカメラです。

【EVFのスペック】
E-M5 Mark II→最大約1.48倍、約236万ドット相当
GM5→最大約0.92倍、約117万ドット相当

EVFのスペック差は大きく、GM5のレビューでも上げましたけど、普段E-M1のEVFに慣れている自分にとっては、GM5のEVFは物足りないです。E-M5 Mark IIのEVFはE-M1と同等なので、全く違和感はありません。とは言え、ファインダーの主目的は構図、ピント、露出を確認することなので、GM5でも必要最低限のことができる上で、それを差し引いても、このサイズにまとまっていることがスゴく価値のあることだと思います。
ちなみに両機共にアイセンサー搭載なのでシームレスで背面液晶撮影←→EVF撮影が行えます。

ちょっとEVFの違いに入り込みすぎましたが、どちらもグリップレスボディで、E-M5 Mark IIは握りやすい膨らみがボディ前面にあるのに対して、GM5は完全なフラットボディなので、普段は写真のように純正オプションのハンドグリップとシュー部分に装着できるCOTTA製のサムグリップ(背面比較写真参照)を付けてホールディングを向上させています。


◽️ボタン操作主体かタッチパネル液晶を併用するか



背面のボタンレイアウトは、大きくは変わりません、ただし、GM5はボディのコンパクトさが災いして、窮屈に配置されています。合わせて、軍艦部にコマンドダイアルがないため、Panasonicお得意の2アクションダイアルが背面に配置されています。個人的には、2アクションダイアルはG1で初めて経験したんですけど、秀逸な機能だと思います。
E-M5 Mark IIは背面こそ必要最低限のボタンが配置されていますが、軍艦部のFnボタン含めて、撮影時の基本操作はボタン操作で行うことが可能ですが、GM5ではタッチパネル液晶モニターのソフトFnボタンも使わなければならないという決定的な操作性の違いがあります。
これに関しては、GM5がコンパクトさを優先しているカメラだからなので、この操作性自体に不満はありません。
ちなみに背面液晶はどちらもタッチパネル液晶ですが、GM5は固定式、E-M5 Mark IIはバリアングル式といった違いもあります。


◽️多機能か機能限定か



軍艦部の操作系は明らかに差異が大きく、E-M5 Mark IIは、ザ・カメラと言わんばかりに、モードダイアルやら前後コマンドダイアルやらFnボタンが鎮座していて、E-M1対比では窮屈に感じるものの、多機能ぶりを発揮してくれ、操作性は良いのに対し、GM5はザ・コンデジといった必要最低限の機能限定っぷりで、AFモード切替ダイアル、モードダイアルしかありません。電源スイッチはシャッターボタン同軸なので、速射性という意味ではGM5有利ですが、個人的にはAFモード切替ダイアルってほとんど使わないので、違った操作系の機能を割り振れると良いのですが…。




E-M5 Mark IIとGM5、はっきり言って、どちらも良く考えられた操作系です。特にGM5に関しては、コンパクトさが最優先の中で可能な限り操作性を向上させてくれています。当然、そのコンパクトさゆえに、操作性が良いとは言えませんが、マイクロフォーサーズ機ながら、コートのポケットに入ってしまう事を考えれば大したものです。
E-M5 Mark IIに関しては、GM5と比較すると、やや工夫が足りない印象です。もちろん操作性が悪いわけではないので、不満というわけではないですが、せっかくならE-M5、E-M1、E-M10と同じような無難なまとめ方の延長ではなく、もう一工夫欲しかったという感じです。


2015年2月26日木曜日

E-M1とE-M5 Mark II 操作系比較

OLYMPUSのマイクロフォーサーズ準拠のミラーレス機、EVFをセンターに内蔵した一眼レフスタイルのOM-Dシリーズ、2013年にフォーサーズを統合する形で登場したフラッグシップ機であるE-M1と、OM-Dシリーズの始祖たるE-M5の第2世代モデルであるE-M5 Mark II、これからOM-Dシリーズを導入する方にとっては、非常に悩ましいこの2機種だと思います。


OLYMPUSの場合、基本撮像センサーは上位機と下位機で共通、後発モデルが画質改善されている分だけ下克上的な状況なので、純粋に画質面、特に高感度ノイズなどは、後発であるE-M5 Mark IIがやや有利のような気もします。

今回は画質面は抜きに、E-M1とE-M5 Mark IIの外観比較、特に操作部分の違いをクローズアップして紹介していきます。

◽️グリップの有無

正面外観でまず大きく違うのは、グリップの有無です。


フォーサーズレンズ使用も想定されているE-M1には立派なグリップが装備されています。大柄なレンズを使用するには、しっかりとしたグリップは必要不可欠です。
自分の場合、手持ちレンズだと、12-40mm PROや40-150mm PROの2本はマイクロフォーサーズレンズとしては大きく重いレンズですし、それ以外にも、75-300mm IIも大柄なレンズですし、35mm換算で600mmの超望遠域となるので、手ブレ対策としてもグリップは必要性を感じます。
対してE-M5 Mark IIは、必要最低限の膨らみです。初代E-M5に比べれば、ホールディングは向上していますが、上記のレンズを使用する場合は、オプションのグリップ装着が望ましいと感じます。
それ以外にも、正面で異なるのは、フロントのFnボタンの数で、E-M1が2個に対して、E-M5 Mark IIは1個となっています。何を割り当てるかにもよりますが、多いに越したことはないと思います。

◽️チルト液晶とバリアングル液晶


背面のボタンレイアウトはほぼ一緒なので、操作性の差異はないに等しいです。ただし、背面液晶は、E-M1が上下チルト式ですが、E-M5 Mark IIはバリアングル式です。
どちらも一長一短ですが、自分のように2台を併用するには、美味しいとこ取りできるのでありがたいです。液晶に関しては使用用途で考えたほうが良いですが、チルト式だと、自撮りの際にモニターチェックが出来ないので、バリアングル式の方が撮影の幅を広げてくれると思います。

◽️軍艦部は全く異なる


操作性の最も異なるのが軍艦部のレイアウト、両機ともにフロント・リヤにダイアルを装備、電源スイッチも両機とも左肩となる。モードダイヤルはE-M1が右肩に対して、E-M5 Mark IIは左肩
E-M1は左肩にAF/露出切り替えとHDR等の切り替えボタンを装備、FnボタンはE-M1の1に対してE-M5 Mark IIは3となる。


E-M5 Mark IIの方が、軍艦部のボタン数が多い分、一見操作性は高そうな気もしますが、実際は各ボタンが密集しているので、必ずしも操作性が高いとは言い難いです。



ボディ単体だと、価格差が2万円程度なので、悩ましいところですが、こと操作性に関しては、E-M1の方が高いと感じます。慣れの部分はあると思いますが、特にEVFを覗きながら操作する場合は、軍艦部にゆとりがあるので、誤操作せずに、確実性が高いのはE-M1だと思います。
それから、グリップの有無はPROレンズや望遠域のレンズを多用するのであれば、有った方が断然良いと思います。逆にE-M5 Mark IIはグリップレスボディなので、携帯性も高く、いざという時にはオプションのグリップを装着することができるので、E-M1対比で多様性が高いと思います。広角から標準域の単焦点レンズを使うにはE-M5 Mark IIは最適に思いますが、軍艦部のボタン操作に関しては、慣れが必要だと思うので、総合的に見るとE-M1が良いと思います。

そんな訳で、操作性比較はこの程度、次からはいよいよ実写を交えて、E-M1とE-M5 Mark IIを比較していこうと思うので、お楽しみに!?



2015年2月24日火曜日

Panasonicから2本の単焦点レンズが海外発表

Panasonicから、マイクロフォーサーズ準拠の単焦点レンズが2本、海外発表されました。

◽️LUMIX G MACRO 30mm/F2.8 ASPH./MEGA.O.I.S.



フォトキナ2014やCP+2015で参考出品となっていた、30mmのマクロレンズ。35mm判換算で60mm相当の画角で、等倍のマクロ撮影に対応している。
高速な240fps駆動AFに対応していて、手ブレ補正機構MEGA O.I.Sを採用。
カラーはブラックのみ。
その他スペックは、最短撮影距離は0.105m。フィルター径は46mm。最大径×全長は58.8×63.5mm。重量は180g。


◽️LUMIX G 42.5mm/F1.7 ASPH./POWER O.I.S



今回、初登場となる42.5mmの単焦点レンズ、35mm判換算で85mm相当の中望遠レンズとなる。高速な240fps駆動のAFに対応し、手ブレ補正機構POWER O.I.S.を採用。色はブラックとシルバーの2色を用意。
最短撮影距離は0.31m、フィルター径は37mm、最大径x全長は55x50mm、重量は130g



さて、CP+ではなく、このタイミングでの発表、特に42.5mm F1.7は今まで何のアナウンスもされていなかったレンズだけに、まさにサプライズです。
それにしても、42.5mm F1.7ですが、近いスペックでは、Panasonicには同一画角となるLEICA銘の42.5mm F1.2もありますし、同じくLEICA銘の45mm F2.8 Macroもありますし、OLYMPUSにも45mm F1.8があります。
35mm判換算で85mmや90mmはポートレイト用の中望遠レンズの印象が強いですが、
人気の画角なんでしょうか?自分はOLYMPUSの45mm F1.8を所有していますが、正直、あまり活用していないレンズで、恐らくポートレイトを撮る機会がないので、42.5mm F1.7に関してはスルーするつもりです。
フィルター径が37mmとのことなので、GM5等にも最適なレンズな気はしますが...

30mm F2.8 Macroに関しては、もちろん購入するつもりです。広角レンズと同じくらいマクロレンズも大好物なので、国内発表や発売が待ち遠しいレンズの1本です。自分は手持ちにフォーサーズの35mm F3.5 Macroを持っているんですが、E-M1出なければまともにAF出来ないので、マイクロフォーサーズで後継レンズが出るのを待ちわびていたんですが、OLYMPUSからは出る雰囲気が今の所ないので、この30mmは発売日にゲットしようと思っています。
マイクロフォーサーズのマクロレンズは、PanasonicのLEICA銘 45mm F2.8 Macroや自分も所有しているOLYMPUSの60mm F2.8 Macroがありますが、標準域の画角のマクロレンズは何かと使い勝手も良さそうなので、楽しみです。

2015年度はPanasonicからの2本、30mm F2.8 Macroと42.5mm F1.7とOLYMPUSからの2本、7-14mm F2.8 PROと8mm Fisheye PRO、両メーカーでやや方向が違うので、マイクロフォーサーズユーザーとしては予算の捻出含めて、悩ましいところですが、徐々に両メーカーで画角が被りつつあるので、目的やF値の違い等、贅沢なチョイスをすることが出来るのが楽しい限りです。


2015年2月21日土曜日

E-M5 Mark II in みなとみらい

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II発売日当日は、定番のみなとみらいへ連れ出して、試し撮りをしてきました。持っていった機材は以下の通り

▪️ボディ
OM-D E-M1
OM-DvE-M5 Mark II(グリップ付)

▪️レンズ
M.ZD 12-40mm PRO
M.ZD 40-150mm PRO
M.ZD 9-18mm
M.ZD 14-150mm II
M.ZD 75-300mm II

今回は、とりあえずズームレンズ主体で持ち出してみましたが、主に9-18mmと12-40mmの2本でみなとみらいの夜景全景を撮る感じで、桜木町から汽車道を経て、締めは万葉の湯というゴールデンコース(笑)で試し撮りをしてきました。
三脚は持って行かなかったので、ハイレゾショットはまた改めて、取り急ぎ、強化された手振れ補正を体感すべく、ISO1600の手持ち撮影です。

日本丸とランドマークタワー

汽車道を抜けて

みなとみらい全景

E-M1でもISO1600でノイズはほとんど感じませんが、E-M5 Mark IIはやや上回っているように感じます。高感度画質はやはり後発が有利でしょうか?噂では、E-M1はPanasonic製、E-M5 Mark IIはSONY製という違いがあるようなので、その辺も影響しているのかな?
手振れに関しては、見ての通り全くブレを感じない仕上がりです。
E-M1は、カメラを握ると、自分の場合は小指が余ってしまうんですが、E-M5 Mark II & グリップだと、小指も余らずにしっかりと握れるのも、手ブレ軽減に貢献している?かも知れません。
ただし、重量はグリップを付けるとE-M1よりE-M5 Mark IIの方がやや重いのが残念。

短い時間での試写で感じたのは、フォーサーズレンズ利用やら、動体追従やら連写速度やらを考えなければE-M5 Mark IIで充分だという事です。ただし、ボディの剛性感はE-M1の方が確実に上回ってます。恐らくE-M5 Mark IIのボディは一部金属?E-M1のようにマグネシウム製ではないのかも知れません。

いずれにしても、E-M5 Mark IIは、E-M5からは大幅な進化をしているので、今から購入を検討している方は安心してE-M5 Mark IIを購入されて良いと思います。


そんなこんなで、夜景撮りで冷えた体は、行きつけ(笑)の万葉の湯であっためて帰りました。
ポイントが随分と貯まっていた(それだけ行っている!?)ので、タダ風呂、タダ酒というおまけ付きで、E-M5 Mark II 初試写を満喫しました。


もっと詳しいレビューや、E-M1との撮り比べは、これから随時更新していくので、引き続きお楽しみに頂ければと思います。


2015年2月20日金曜日

OLYMPUS「OM-D E-M5 Mark II 14-150mm IIキット」導入

本日、無事にオリンパスオンラインショップから「OM-D E-M5 Mark II 14-150mm IIキット」が届きました。
今回は、同時にオプションのグリップ「HLD-8G」も購入し、当初の予定通りE-M1のサブ機として、早速活用できるようにしました。


OM-Dシリーズは、E-M5、E-M1共にブラックボディでしたが、E-M5 Mark IIはシルバーをチョイスしました。と言うのも、E-P5からの代替えのつもりで購入と言う側面もあるので、あえてシルバーにした次第です。

とりあえず、手持ちのマイクロフォーサーズボディ4台で記念撮影(笑)


改めて、自分は写真好きと言うよりは、機材好き!?なんだと実感です。

E-M5 Mark II購入の決め手としては以下の通り

1.E-M1のサブ機を求めた
E-M1、E-P5、GM5という体制に全く不満はなかったものの、40-150mm PROの導入を機に、E-M1に40-150mm PRO、E-P5やGM5に12-40mm PROでは運用しづらく、今後7-14mm PROの導入もあるので、真剣にE-M1のサブ機を検討、とは言え今更、E-M5は選択肢に挙げ辛く、E-M10ではやや小さく、バッテリーも異なるので併用し辛く、E-M1をもう一台導入するかどうか悩んでいた矢先にE-M5 Mark IIが登場してくれた。

2.コンパクトボディかつ拡張性の高さ
純粋にE-M1のサブ機としてだけの運用を考えれば、同一機種を2台運用したほうが良いが、E-M5 Mark II単独使用を考えた場合、E-P5の入れ替えでの導入を予定していたので、極力コンパクトで気軽に運用できた方が良いと考えていたので、まさにグリップレスボディのE-M5 Mark IIは最適のバランス。PROレンズ運用時はオプションのグリップを装着できるという拡張性の高さは、まさに自分の運用シチュエーションに最適であった。

3.バリアングル液晶モニター
最近は自撮りができるような液晶モニターを搭載したモデルが増えているが、OLYMPUSだとE-PL7しか選択肢がなく、二の足を踏んでいたので、E-M5 Mark IIにバリアングル液晶モニターが搭載されたことも背中を押した要因。恐らく、E-M5 Mark II単独運用のシチュエーションの一つに9-18mmや14-150mm IIと言った便利ズームと一緒に旅行での運用も想定していたので、自撮りはないにしても、彼女とのツーショット撮影なんかはバリアングル液晶モニターはうってつけだった。

4.最新型の手ブレ補正機構とハイレゾショット
新しもの好きとしては、最新型の手振れ補正機構と、手振れ補正機構を活用したハイレゾショットは外せない要素でした。E-M1はしっかりしたグリップもあるし、比較的、写真を撮るぞと言った時に持ち出すカメラなので、手振れ補正の有無にかかわらず、しっかりホールディングしてファインダー撮影が中心ですが、E-M5 Mark IIはE-P5の変わりも務めるので、やや気軽に持ち出して背面液晶を使っての撮影も多そうですし、何よりグリップレスボディなので、ややホールディングが甘くなるので、より強力な手振れ補正はありがたいです。
ハイレゾショットは使い所が限られますが、自分は建物を被写体にすることが多いので、活用の場面は、色々とありそう。そんな最新機構は、やっぱり背中を押してくれました。



そんなこんなで、色々と言い訳をしてみましたが、ただただ新しいOM-D登場を我慢できなかったというのが、本当のところです。

さて、2台のOM-Dが揃ったわけですが、基本的なテイストはE-M1とE-M5 Mark IIで同じ、背面の操作性は大きくは変わりません。ただし、軍幹部のレイアウトは大きく異なり、モードダイアルはE-M1が右肩に、E-M5 Mark IIが左肩になります。
ボディサイズはグリップの有無を除けば、E-M5 Mark IIがやや全高が低く、全幅もやや小さい程度です。


恐らく、この2台を同時運用する場合は、E-M5 Mark IIにオプションのグリップを装着して、12-40mm PRO、E-M1に40-150mm PROと言った写真の状態が軸になると思います。


なんとも贅沢な使い方です。

自分的にはE-M5 Mark IIの導入は、逆にPENシリーズとの決別にもなるので、やや感慨深いところですが、OLYMPUSのマイクロフォーサーズもE-M1登場以降、PROレンズ導入で、新章突入を感じるので、自分としても新章突入気分で、改めてじっくりとマイクロフォーサーズと向き合っていこうと思います。
E-M5 Mark IIのレポートは改めてじっくりと数回に分けてお伝えしていこうと思うのでお楽しみに。


2015年2月17日火曜日

CP+2015 レポート2 その他メーカー編

前回のCP+2015 レポート マイクロフォーサーズ編に続き、今回はその他メーカー編として、気になったモノを取り上げようと思います。

▪️RICOH/PENTAX
RICOH/PENTAXには、ついにフルサイズデジタル一眼レフが姿を現しました。

フルサイズを開発してるとか、してないとか噂ばかりで、なかなか実態が見えなかったPENTAXフルサイズ一眼レフでしたが、いよいよ本格始動といったところでしょうか?元PENTAX デジタル一眼レフユーザーの自分としては、興味がありますが、今の自分の使用状況においては、フルサイズ一眼レフは不必要だと思っているので、購入に至ることはなさそうです。
それにしても、PENTAXはレンズ交換式デジカメとして、上は645Zから、フルサイズKマウント、APS-C Kマウント、Qマウントと、そんな体力あるのか?と思います。ちょっと心配です。
ちなみに、フルサイズ一眼レフ以外では、K-S2がCP+に合わせて発表になっていたので、ちょっとだけ触ってきました、エントリーモデルとしては良い出来だと思いますが、あえてコレを選ぶかというと、難しいですかね?



RICOHからは特に真新しいモノは特になかったんですが、そろそろGRも新しい展開を提示しても良いのに?と思うんですけど、どうなんでしょう。





▪️FUJIFILM
年末にX-T1を導入したので、今年はユーザーとしてブースに立ち寄りましたが、新機種としては、エントリーモデルのX-A2やコンデジくらいですが、Xマウントレンズは、続々とニューレンズが登場していて、自分としても、Xマウントでは、どのレンズをチョイスしようか妄想の日々が続いている状況です。



あくまで、メイン機材はマイクロフォーサーズの自分としては、Xマウントでフルラインを揃えるつもりはないんですが、年末登場した50-140mm F2.8やCP+前に発表されたばかりの16-55mm F2.8なんかは気になるところです。
それ以外にも今後登場予定のレンズのモックアップ?が展示されていました。


特に気になったのは、35mm F2、非常のコンパクトで良さげです。35mm F1.4を持っている身としては微妙なところですが…。


ミラーレス機用のレンズラインナップとしては、マイクロフォーサーズが最も充実していますが、それに次ぐ勢いでラインナップ強化中のFUJIFILMからは今年も目が離せなそうです。


▪️TAMRON
昨年にマイクロフォーサーズ用の高倍率ズームを投入してくれたTAMRONですが、なかなか縁のないレンズメーカーです。けど、広角好きな自分としては、フルサイズ用の広角ズーム15-30mmはちょっと気になりました。できればマイクロフォーサーズ用にも広角ズーム投入して欲しいと思います。




CANONやNIKONブースにも当然足を運びましたが、フルサイズ一眼レフはもちろん、5000万画素クラスの高画素機など、本当に自分からは縁遠いので、雰囲気のみ楽しんだ程度でした。



平日とはいえ、なかなかの人出で驚きます。以前はもっとマイナーなイベントだと思ってましたが、もはやそこそこメジャーなイベントに成長したということなんでしょう。

そんなこんなで、CP+2015レポートはこのくらいで終えようと思います。
今年は物欲をどこまで抑えられるやら、取り合えず、E-M5 IIと7-14mmは確定ですが、今回のCP+に来てみて、それだけではおさまらなそうな悪い予感を感じたCP+2015でした。



2015年2月14日土曜日

CP+2015レポート1 マイクロフォーサーズ編

年に1度のカメラと写真映像の情報発信イベント"CP+"へ行ってきました。
今年も多数の製品がCP+開催に合わせて発表になっていたので、見どころ満載のイベントです。

取り敢えずは自分のメイン機材であるマイクロフォーサーズ絡みからレポートを!!


まずはOLYMPUSですが、何と言っても発表ほやほやのOM-D E-M5 Mark II、タッチ&トライ コーナーでも触ってきましたが、なかなか良い感じです。CP+開幕初日に発売が20日に決まったことがアナウンスされましたが、過去のOLYMPUSでは考えられないくらい発表から発売までが早いのにびっくりです。来週末には手元にE-M5 Mark IIがやってくると思うとワクワク感も高まります。
色は今回はシルバーにしましたが、実機を見て、シルバーにして良かったと実感しました。


ショーケースには参考出品として、OM-3 Tiにちなんだチタンカラーも展示されていました。おそらく数ヶ月後には限定で追加されるかも知れませんね。

カットモデルも展示されていました


相変わらず、デジカメの密度感は凄いです、注目は新しいシャッターユニットで、フォローティング機構とかなんとかで、シャッターユニット自体の振動を低減することで、さらなる手振れ補正に貢献しているそうです。



E-M5 Mark IIと同時に開発発表されていた 8mm F1.8 Fisheye PROもすでに発売されている12-40mm F2.8 PROや40-150mm F2.8 PRO、開発発表済の7-14mm F2.8 PROや300mm F4.0 PROらと共にショーケースに展示されていました。



8mm F1.8 Fisheye PROは、PROシリーズ初の単焦点、まさかのFisheyeで、しかもF1.8!!一体どんな写真が撮れるのか気になるところですが、目下最優先は、7-14mm F2.8 PRO、8mm Fisheye同様、今年の夏発売とプレートに記載があるので、あと半年弱、しっかり購入資金を確保していこうと思います。


7-14mm、12-40mm、40-150mmのPROレンズ3本と、E-M1、E-M5 Mark IIの2台体制が揃えば、相当充実した写真ライフが送れそうです。今年の夏が待ち遠しいです。


次はPanasonicですが、4K PHOTO一押しで、タッチ&トライコーナーでは4K PHOTOを体験できるように、モデルさんが動き回っていました。


特段、真新しいものはなかったんですが、唯一、気になるには30mm Macro


昨年のフォトキナで開発発表されていたレンズですが、ひっそりと参考出品されていました。
いつ発売になるのか気になりますが、手持ちのフォーサーズ用 35mm F3.5 Macroに代わるレンズとして導入を考えようと思います。


番外編としてSIGMAから、dp0 Quattroがサプライズ発表されていますが、自分が注目しているのはdp0に採用されている35mm換算で21mm・・・14mmのレンズ。


ミラーレス用のレンズシリーズであるDNシリーズはdpシリーズのレンズが流用されているので、遅かれ早かれdp0用の14mmレンズがマイクロフォーサーズでも使える時が来るかもしれないなぁと、dp0を見ながら妄想を広げて来ました。
dp0を始めdpシリーズには全く興味がないので、SIGMAブース自体はさらっと流し見程度で抜けてきた感じですが、ブースはとても人が多かったです。


取り敢えずは、レポート1はこの辺で、2ではその他のメーカーで、気になったモノを中心に取り上げようと思います。